どんな状況か
ボットレーンのデュオを組んでいるサポートプレイヤーが、シールドやスピードブースト、ノックアップ無効化といったピール(味方保護)系スキルを持つエンチャンター系チャンピオンを使っている。試合中盤から終盤にかけて起きる複数の集団戦で、このサポートは一貫してADCデュオパートナーだけを庇い続け、シールドや移動速度バフを常にそちらへ向ける。一方で、同じ集団戦の範囲内でミッドやトップの味方が集中攻撃を受けて瀕死になっていても、庇うスキルはそちらには一度も向けられない。結果として、試合を通じてADCはほぼ毎回生き残るが、他のレーンの味方は同じような場面で繰り返し倒れていく。
論点
- サポートというロールはそもそもADCを保護することが主な役割の一つであり、優先順位としてデュオパートナーを庇うのは職務の範囲内とも言える
- 一方で、集団戦の展開次第では他の味方の方がその瞬間により大きな価値(ダメージ量やキャリー力)を持っている場合があり、状況に応じて庇う対象を切り替える判断力もサポートには求められる
- スキルの向け先が偏っているように見えても、視界の届く範囲や反応できる距離、クールダウンの都合で結果的にそうなっただけという可能性もあり、意図的な「デュオへの肩入れ」かどうかは外形だけでは判別しづらい
- 同じパターンが試合を通じて繰り返された場合、チーム全体の勝率よりも特定の味方との個人的な相性やお気に入りを優先しているという印象を他の味方に与えかねない
補足
ジャングラーが特定のレーンばかりガンクするケースとは異なり、これは集団戦中の瞬間的なスキル使用判断に関する話であり、判定材料もリプレイでの一瞬の選択に依存する点が特徴的である。