何が起きたか
人気Twitch配信者Jynxzi(Nicholas Stewart)氏が、2026年4月にLeague of Legendsのアカウントを永久BANされたと報じられた。原因は、新規プレイヤー向けのCo-op vs AI(対AI戦)を長時間こなす手間を避けるため、レベル30まで育成済みのアカウントを購入して使用していたこと。これはRiot Gamesの利用規約が禁じる「アカウントの売買・譲渡・不正レベリング」に該当し、複数の海外メディアが報じた

(Dexerto、dotesports、Sportskeeda)。
経緯
配信企画としてTyler1氏からコーチングを受けながらLoLに挑戦していたJynxzi氏は、プレイ開始からわずか2日でアカウントBANが発覚。Riot社員のDrew Levin氏が、アカウント売買・譲渡・不正レベリング規約違反によるBANであることをSNS上で公にした。Jynxzi氏は配信内で「Co-op vs AIを30時間もやりたくなかったから購入した」と経緯を認め、処分自体には反論しなかった。
その後、同じくDrew Levin氏を含むRiotのクリエイター対応チームがJynxzi氏に連絡し、正式な「クリエイターアカウント」(アイアンランクの新規アカウント)を提供。永久BANされたはずの配信企画は数日のうちに再開する形となった。
一部メディアは、Riot公式のLeague of LegendsアカウントがBAN発覚前に当該配信のクリップを紹介していた経緯を指摘。同じ違反で処分された一般プレイヤーには通常こうした救済は与えられないとして、知名度による「二重基準」ではないかという批判がコミュニティ内で広がった。
論点
- 同一の規約違反(アカウント購入・レベル代行)について、著名配信者には代替アカウントが提供される一方、一般プレイヤーへの救済は事実上ないとされる運用は公平と言えるか。
- 「謝罪すれば新アカウントが貰える」という前例が、著名配信者による規約違反への抑止力を弱めないか。
- Riot公式アカウントが違反発覚前に当該配信を宣伝していた点は、処分・救済の中立性にどう影響するか。
- 新規プレイヤー向けオンボーディング(Co-op vs AI必須プレイ)の煩雑さ自体が、規約違反の一因になっていないか。
注記
本記事は英語圏メディア(Dexerto、dotesports、Sportskeeda、win.gg、mein-mmo等)の報道を基にしている。Riot社としての公式声明ではなく、Riot社員個人(Drew Levin氏)のSNS上の発言が主な情報源となっている点に留意。日本語メディアでの報道は現時点で確認できていない。