どんな状況か

チャンピオンセレクトのBANフェーズ。ミッドレーンを担当する味方が「対面に来そうな強力なミッドチャンピオンをBANしてほしい」とチャット・ピンで頼んできた。しかしBAN権を持つプレイヤー(トップレーン担当)は、その要望には応じず、自分がこれまで何度も苦戦してきた別の敵チャンピオン(自分のロールで対面しそうな相手)をBANする。結果として、ミッドの味方は警戒していた相手とそのままレーン対面することになった。BANの巻き添えや相談自体は特になく、単に「誰の要望を優先するか」だけが問題になっている場面。

論点

  • BAN権はゲームシステム上、各プレイヤーに個別に割り振られており、自分のロールのために使うこと自体はルール上何ら問題ない。
  • 一方で、チーム全体の勝率を最大化する観点では、味方が名指しで警戒した脅威を優先してBANする方が合理的な場面もある。
  • 「自分の対面の方が深刻な脅威だった」のか「単に自分の都合を優先しただけ」なのかは、本人の説明を待たないと外からは判断がつかない。
  • 事前にBAN方針をチームで合意していたかどうかで、同じ行動でも印象が大きく変わる(合意を破ったのか、そもそも合意がなかったのか)。

補足

BANフェーズでの優先権の扱いは公式にルール化されておらず、チーム内の暗黙の了解やその場のコミュニケーションに委ねられていることが多い。声を上げた側の要望が常に優先されるべきかどうかも意見が分かれるポイントである。