何が起きたか
配信者を意図的に同じマッチへ引き込み、狙い撃ちする「スナイプ」行為がLoL日本鯖で拡大しているとして、2022年12月、eスポーツ専門メディアがその実態と対策をまとめた記事を公開した。
被害を受けた配信者として、お笑いコンビ「はんにゃ」の川島章良さん、スタンミじゃぱんさん、清川麗奈さんの実名が挙げられている。

出典: eSports World
手口
スナイパー側は、ターゲットと同じランク帯になるようアカウントを調整し、配信を見ながら対戦相手の行動を監視する「ゴースティング」を行う。複数のサブアカウントを運用したり、アカウント売買サイトを利用してランク調整の時間を短縮したりするケースもあるという。配信画面を見てマッチングのタイミングを合わせ、狙った配信者と同じ試合に入り込む。
対策として挙げられている方法
- 配信のディレイ機能の活用
- マッチング状態を配信上で隠す
- 悪質プレイヤーのブロック
- 運営への通報
- 必要に応じたマッチのドッジ(離脱)
論点
- スナイプ行為自体は「同じマッチに入っただけ」であり、それ単体では明確なゲーム内違反(暴言・フィード等)を伴わない場合、通常の通報カテゴリでは対処しづらいのではないか
- 配信という公開情報を逆手に取った「観測に基づく嫌がらせ」は、通常のインゲーム上のトロール行為とは別種の対策(法的措置・プラットフォーム規約)が必要になるのではないか
- 対策の多くが「配信者側の自衛」に依存している現状は、運営側の対応が追いついていないことの裏返しではないか