何が起きたか

配信者Quin69は2022年3月31日、League of Legendsのランクマッチで敵チームに紛れ込んだ"ストリームスナイパー"(自身の配信を見ながら意図的に絡んでくる観戦者)に妨害されたと主張し、その試合を投げるような形でプレイを続けた結果、Riotから14日間のアカウント停止処分を受けた。Dexerto Sportskeeda

さらに同氏は翌4月1日、この停止期間を回避する目的で新規アカウントを作成してプレイしたが、こちらも規約違反(処分逃れ)としてただちに永久BANとなった。Sportskeeda

経緯

Quin69はTwitch配信内で、本来通報されるべきはToS違反であるストリームスナイパー側であり、Discord上でスナイパーたちが「Quin69をBANさせた」と喜んでいる様子まで確認できたと主張し、この処分を"sham(茶番)"だとRiotに反論した。これに対しRiot側はカスタマーサポートを通じて試合映像を確認したとした上で、処分は正当なものであるとの回答を維持したと報じられている。

論点

  • ストリームスナイパーによる規約違反行為が先にあった場合、それに対する自暴自棄的なプレイは通常の"インティング(意図的な敗北行為)"と同列に扱われるべきか
  • 通報者自身がストリームスナイピングという規約違反を行っていたとしても、その通報を起点としたBAN判定はそのまま成立しうるのか
  • 停止処分の是非そのものへの異議と、処分期間中に別アカウントで抜け道プレイを行った行為への追加処分は、切り離して評価されるべきか
  • 配信者への嫌がらせ行為(スナイプトロール)が結果的に処分される側ではなく被害者側の記録に残ってしまう非対称性をどう考えるか

注記

本件は英語圏メディア(Dexerto、Sportskeeda)の報道に基づいてまとめた。Riot公式による処分理由の全文開示は確認できておらず、Quin69本人の主張とメディア報道を突き合わせる形の内容である点に留意されたい。